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ホームステイへのこだわり [海外ホームステイ]

明石家さんまの「ほんまでっかTV」に出演されていた
とある知識人の先生が、とても興味深いことをおっしゃっていました。

「目標や、やりたい事が明確な人が大学に合格したとする。
登校初日、”この部屋が、あなたがこれから学ぶ教室ですよ。”
と案内された場所が、例えば鳩小屋だったとしても
やりたい事が明確な人は、そこが鳩小屋だとは気付かない。」

完全に職業病ですが、すぐにホームステイと同じだと思いました。

海外留学へ行くと、大抵の日本人はホームステイを希望します。
その大きな理由は、
「日中は学校で勉強して、帰宅後はホストファミリーと英語で話す。
そうすれば、絶対に英語力が伸びると思う。」と言っている人が大半です。

実は、留学する人には2つのタイプがあります。(私の経験上の見解です。)
1つは、上に述べているように、英語(英会話)の習得を主な目的として渡航する人。
もう1つは、大学や専門学校で具体的に研究したり資格を取る事を目的とする人。

この2つのタイプには決定的な違いがあります。
それは、滞在方法に対するこだわりの度合いです。

前者は、ホームステイ先(ホストファミリー)に対して過大な期待を持ちます。
お父さん、お母さん、子ども、犬(猫)の家族構成で、お母さんは専業主婦。
週末は、遊園地やショッピングセンターなどに一緒に出かけてくれると思い込んでいます。
ところが、実際にホームステイ先なって留学生を受け入れている家庭の多くは
シングルマザーの家庭または共働き。
滞在させてもらう自分は、18歳以上なので、「大人」として認識され、
家のカギを渡されて「自由に使ってね~」と言われる。
出発前に思い描いていた家庭とのギャップに戸惑い、
仕舞いには「私のホストファミリーはハズレだった。」と言い始めます。

では後者はどうでしょう?
元々、何のために海外留学をしているのかが明確なので、滞在先に強いこだわりがありません。
気にする人から見れば、いわゆるハズレの家庭に滞在しているかもしれませんが、
とにかく単位を取ったり、資格取得の為に勉強をしたりと忙しいので、
カギだけ渡されて「自由に使ってね~」と言われた方が、自分のペースで生活できて有難い。
そういうタイプです。

別に、ホームステイ先に文句を言う人を非難したい訳ではありません。
ただ、ホームステイ先やファミリーに不平不満を持って愚痴ばかり言っていては
本来の目標を見失ってしまい、折角の留学が台無しになるだけです。
ホームステイ先はあくまで滞在方法のひとつであり、
遠い海外からやってきたあなたを受け入れて下さっている事に変わりはありません。
各家庭によって個性があるので、ここはハズレだとか決め付けるのは如何なものでしょう?

もちろん、「もう耐えられない!」と思う節(暴力、セクハラなど)があったら、
スタッフに申し出て解決してもらう事になるのですが、
私個人としては、ホストファミリーの愚痴を言っている時間があるなら、
単語を10個覚える時間に費やした方が懸命だと思います。

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紅茶 [海外ホームステイ]

紅茶が好きな私。
ミルクも砂糖も何も入れず、ストレートで飲むのが好きです。
しかし、以前は好きではありませんでした。
私を紅茶好きにさせたきっかけは、イギリスでのホームステイ体験です。

ただ単に英語が好きな17歳が、初海外で初単独ホームステイに挑戦しました。
学校の修学旅行だったので、クラスメイトも一緒に行ったのですが、
平日の日中以外は一人でホームステイをしていました。

お世話になったホームステイ先は、おばあちゃんのメアリーと猫1匹の家庭。
初めてのホームステイ体験としては最高の環境でした。
一人でチャレンジして本当に良かったと、今でも思います。

高校2年生に進学してすぐに、修学旅行に向けての事前学習が始まりました。
イギリスの文化や国民性について、イギリス英語についてなど
自分が滞在する国や地域がどんな所なのか、4月~7月にかけて勉強しました。

事前学習で「イギリス人は紅茶が好きなんだよ。」と先生がおっしゃっていた通り、
私が部屋で宿題をしていると、メアリーが毎晩のように温かい紅茶を運んでくれました。
別に紅茶が好きだった訳でもないし、注文もしていないのに、
可愛い猫の絵が描かれてあるマグカップ(彼女の猫マグカップコレクションの一つ)に
ミルクティー(砂糖なし)を淹れてくれました。

そのミルクティーが美味しくて、気付けば虜になっていました。

宿題が終わった後は、空になったカップを持って一階へ行き、
リビングで寛ぐメアリーに添削をしてもらっていました。

テレビを消して、オレンジ色の電気の下、私の書いた英作文を添削してくれた彼女。
私がどんな気持ちで、何を思ってこの文章を書いたかを聞いてくれた上で、
「こう表現した方がいいよ。」とアドバイスもくれました。
宿題の英作文をきっかけに、リビングで沢山お話したなぁ・・・。
親身になって向き合ってくれた彼女には、今でも感謝しています。

今でも、暖かいストレートティーにミルクを入れて飲む時、
イギリスでのホームステイ体験を思い出します。

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THE SIMPSONSの思い出 [海外ホームステイ]

17歳の頃、人生で初めて海外でホームステイを経験しました。
ロンドンから車で1時間半ほど離れた町で、
おばあちゃんの一人暮らし(猫1匹)の家庭でした。

時々、一人でお留守番する事もあったので、
「テレビ見て待っててね。」と言われて、使い方を教えてもらいました。
当時は今みたいな薄型デジタルじゃなかったので、
日本で使っているのとあまり変わらなくて、使い方には困りませんでした。

でも、テレビをつけても、どのチャンネル見ても、分からない!(笑)
とりあえずチャンネルを変えていたら、「THE SIMPSONS」が放送されていました。

「アニメなら何となく分かるだろう。」という軽い気持ちで見ることにしました。

しかし、17歳の未熟な私には気付く事さえできませんでした。
この番組が、アメリカの中流階級を風刺したギャグアニメだという事に・・・。

何度耳を澄ませて聞いても、言っている意味が分からず、
なぜ登場人物が笑っているのかも分からず、
私の頭の上には「?」マークが沢山。

でも、他の番組はもっと面白くないから、
とりあえずこのギャグアニメを、毎日毎日、放送時刻にひたすら見る私。

もの凄い真面目な顔して、全く笑わずにギャグアニメを見る私は
ホストマザーの目にどう映ったのだろう?
未だにTHE SIMPSONSを見ると、当時を思い出して可笑しくなってしまうのですが、
同時に、「英語が話せるようになりたい!」という純粋な気持ちだった事も
思い出してしまうのです。

まだまだ、この番組は字幕が無いと理解に苦しみますが、
初心を忘れずに頑張りたいと思います。

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小さい子供のいる家庭 [海外ホームステイ]

ホームステイでの滞在を希望する場合、事前に希望内容をリクエストできます。
以前書いたブログでは、「人種差別に値する」とか厳しい事を書きましたが、
そういうリクエストではありません。

例えば、猫アレルギーがあるので、猫を飼っていない家庭がいいです。とか、
自分はベジタリアンなので、同じくベジタリアンの家庭を希望します。
というのが一般的です。

あとは、若い夫婦の家庭、ご年配(老夫婦)の家庭、小さな子供がいる家庭
などもリクエスト内容にあります。

大体は、手配してくれる機関が設定した質問書の選択肢を選ぶパターンです。

特に女子大生は、小さい子供のいる家庭をリクエストする傾向があるように思います。
確かに、小さい子供は可愛いですよね♪天使みたいです。

でも実は、小さい子供と会話するのって大変なんですよ。(私の個人的感想です。)
彼らの話す英語は、早いくて聞き取り辛い。
英語初心者は意外と子供に苦戦するかもしれません。

相手が大人であれば、こちらが少々英語が聞き取れなくても、ゆっくり話してくれますが、
子供は正直なので、容赦なく「分からないなら、もういいよ[ダッシュ(走り出すさま)]」と呆れ顔になります。
ここで立場が逆転してしまい、若干バカにされてしまったりすることもある(笑)

それに比べて、犬や猫は無言で無償の愛をくれますね[黒ハート]

でも、子供は場の雰囲気を和やかにしてくれますし、
仲良くなれば、帰国する時には「行かないで~[もうやだ~(悲しい顔)]」と泣いてくれたりします。
別れ際に悲しんでくれたら、あなたとコミュニケーションが取れていた証拠です。

どんな家庭であれ、私たちを暖かく迎えてくれるのがホストファミリーです。
仲良くなれるように沢山話しかけて、滞在を楽しんで下さい。

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ホストファミリーは白人ですか? [海外ホームステイ]

日本人には、ホームステイに対する創り上げられたイメージがあります。

大抵の方は、留学をするとなると、語学学校と併せてホームステイの手配を申し込みます。
ホームステイを希望するにあたり、ある程度「こんな家庭が良いな~」という
リクエストをすることができます。(勿論、完璧にリクエストが叶うわけではありません。)

その際、こんなリクエストが飛び出すことがあります。
「白人の家庭が良いです。」
「オーストラリア人がいいです。」

お気持ちは十分分りますが、
このリクエスト、実は人種差別の域に入っているのです。気づいていましたか?

相手の出生ルーツが何処にあろうが、見た目が何人であろうが、
その場所に暮らしている人は、その国・地域の人なので、
それを否定するのは差別に値すると考えられます。

例えば、アジアからオーストラリアに移民してきた家族がいたとします。
この家族、合法的にオーストラリアで生活をしているので、
ホストファミリーとしての条件を満たしていれば、留学生を受け入れることができます。
勿論、留学生と話す言葉は英語です。

また、ホストファミリーが決定すると、家族構成などの詳細が届きます。
名前と住所しか書いていない場合もありますが、
家族の写真を載せてくれているホストファミリーもいます。

その写真を見て、勝手に想像を膨らませ、
「イメージしていたホストファミリーと違うから、変更して下さい。」と言う事もできません。

冷静になると、「そのリクエストは人種差別じゃないの?」と言えるのですが、
いざ自分がホームステイをする立場になると、期待と不安が入り混じり、
いつの間にか気持ちが不安定になるので、当たり前の事に気付けなくなります。

あなたとホストファミリーは、偶然にも出会う事になった不思議な「ご縁」で結ばれているはず。
どんな人かも知らないのに、勝手なイメージで判断するのは相手にも失礼です。

遠い海の向こうで、ホストファミリーはあなたがやって来るのを楽しみにしているのです。
見ず知らずの外国人を、自分の家族の一員として迎える気持ちを持ってくれている事に
変わりはないと、私はいつも信じています。


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なぜホームステイをするのですか? [海外ホームステイ]

なぜホームステイをするのですか?という質問を投げかけると、

「異文化を体験したいから。」
「海外の一般家庭の生活を体験したいから。」

という意見が多いと思いますが、大体の方は
「日中は語学学校で英語の勉強。夜はホームステイ先でお話できれば、英語力がアップすると思うから。」
と答えます。皆さんも心当たりありませんか?

確かにそうだと思います。でも、それだけでしょうか?

ベテラン留学カウンセラーの先輩は、こんな事をつぶやいていました。
「白人、金髪、青い目のホストファミリーと記念の家族写真を撮って、
それを”ホームステイ体験しました!”と言うのであれば、
ディズニーランドのような創り上げられた世界で記念撮影をしたのと同じことだと思う。」

ちょっと厳しいご意見ですが、まさにそうなのです。

もう一度原点に戻って考えた時、わざわざ海外まで足を運び、知らない人の家に泊まる理由は何でしょう?
自分の家族でさえ、同じ屋根の下に住んでいれば喧嘩をしたり問題が生じます。
日本で親戚や友人の家に泊まっても、気疲れしてしまうでしょう。
それなのに、言葉も文化も習慣も違う国の一般家庭に滞在するなんて、正直言って想像しづらいですよね?
しかも滞在中はその家庭のルールも守らなければいけないのです。(守らないと注意されます。)

ここまでの話の流れで、半数以上が「ホームステイ面倒くさい!」と感じたかも知れません。
しかし、ここからが本題です。

実は、ホームステイをする理由は単に「英語力アップ」ではありません。
お金に換算することのできない「体験」をするチャンスだと私は思います。

自分の家族はあなたの性格を知っている人ばかりです。
その中で生活していると、ある程度のワガママが通ってしまいます。
つまり、自分にとって居心地の良い空間が成立してしまっている訳です。
また、日本独特の文化が後押しをして、「自分の代わりに誰かが気づいてくれるだろう。」という
以心伝心的な甘えが出てしまうのです。

しかし、ホームステイ先ではそんな訳には行きません。
見ず知らずの人にワガママばかり言って困らせることはできませんし、
あなた自身が思っている事や困っている事を口に出して言わない限り、誰も気づいてくれません。
ましてや、ホストファミリーは日本語が分らないのです。

自分の性格を熟知している両親に甘える事はできません。
ホームステイ中、困った時はどうすれば良いのか?
家族の一員として、自分は何をすれば良いのか?

そんな事を考えながら、模索しながら、自分の事が自分で責任を持ってできるようになるのです。
それに伴い、次第に英語も話せるようになるのです。
私たちはそうやって覚えた英会話を「サバイバル・イングリッシュ(生き抜くための英語)」と呼んでいます。

たった1~2週間の短期間でも、ホームステイ先で「体験」してきた子供は
一皮むけて、大人の顔つきになっているに違いありません。

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