外国の地で感じる風 [留学]
インターネットが普及し、誰でも気軽に楽しめる時代が来た今、
日本に居ながらネイティブの人が話す英語を聞く機会は急激に増えました。
私が学生だった頃は、英語のリスニング教材はあっても、
所詮、録音された教科書的な音声ばかりでした。
生きた英語と言うには、ちょっと違うなぁ・・・と思っていました。
そんな時、英語科の先生が「これを何度も何度も聴きなさい」と
カセットテープ(古っ!)を一本くれました。
聴いてみると、どうやらアメリカのラジオ番組を録音したテープみたい。
もちろん、こんな早口英語は聞き取れないので、
先生に助け舟を求めに職員室へ向かいました。
すると、「分からなくていいから、とりあえず繰り返し聴きなさい。」
と一言だけアドバイスを下さいましたが、それだけ。
とりあえず、言われた通りに何度も何度も繰り返し聴きましたが
DJが言っている事はサッパリ分からないままで、
番組内でリクエスト曲として流れていたマイケルジャクソンの歌だけが耳に残りました。
当時、英検3級レベルだった私に、海外のラジオ番組は聞き取れませんでしたが、
先生にいただいたアドバイスは、今でも身に染みています。
単語の意味を一つ一つ理解しようとするから、リスニングが苦手になります。
「木を見て、森を見ず」ということわざがありますが、
一つ一つの単語にとらわれているから、全体が分からないままなのです。
そして、何度も繰り返し聴いていると、単語が一語ずつ切り離されたように
明確に聞こえ出すという体験ができます。
そうすると、まるでパズルを埋めるように、知っている単語が耳に入ってきます。
すると、全体の意味も徐々に分かってくるのです。
当時、このカセットテープが唯一「本当の外国の雰囲気」を感じられる物でした。
でも今は、動画サイトを開けばいくらでも自由に生きた英語を聞けますし、
google mapのストリートビューを見れば、まるでその場に居るような気になれます。
今の時代、日本人が一人も居ない留学先を探すのが難しくなっているので
海外に行っても意味が無いと思っている人もいるかもしれません。
でも、その国の雰囲気、風、香り、味は、現地に行かないと体験できないのです。
by Miss Challenger
↓クリックで応援宜しくお願いします♪
日本に居ながらネイティブの人が話す英語を聞く機会は急激に増えました。
私が学生だった頃は、英語のリスニング教材はあっても、
所詮、録音された教科書的な音声ばかりでした。
生きた英語と言うには、ちょっと違うなぁ・・・と思っていました。
そんな時、英語科の先生が「これを何度も何度も聴きなさい」と
カセットテープ(古っ!)を一本くれました。
聴いてみると、どうやらアメリカのラジオ番組を録音したテープみたい。
もちろん、こんな早口英語は聞き取れないので、
先生に助け舟を求めに職員室へ向かいました。
すると、「分からなくていいから、とりあえず繰り返し聴きなさい。」
と一言だけアドバイスを下さいましたが、それだけ。
とりあえず、言われた通りに何度も何度も繰り返し聴きましたが
DJが言っている事はサッパリ分からないままで、
番組内でリクエスト曲として流れていたマイケルジャクソンの歌だけが耳に残りました。
当時、英検3級レベルだった私に、海外のラジオ番組は聞き取れませんでしたが、
先生にいただいたアドバイスは、今でも身に染みています。
単語の意味を一つ一つ理解しようとするから、リスニングが苦手になります。
「木を見て、森を見ず」ということわざがありますが、
一つ一つの単語にとらわれているから、全体が分からないままなのです。
そして、何度も繰り返し聴いていると、単語が一語ずつ切り離されたように
明確に聞こえ出すという体験ができます。
そうすると、まるでパズルを埋めるように、知っている単語が耳に入ってきます。
すると、全体の意味も徐々に分かってくるのです。
当時、このカセットテープが唯一「本当の外国の雰囲気」を感じられる物でした。
でも今は、動画サイトを開けばいくらでも自由に生きた英語を聞けますし、
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今の時代、日本人が一人も居ない留学先を探すのが難しくなっているので
海外に行っても意味が無いと思っている人もいるかもしれません。
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