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学生ビザの不正 [IELTS]

6月24日、イギリスの国営放送「BBC」がウェブサイトでとある記事を掲載しました。
ちょうどIELTSについてのブログを書いているところだったので、
タイムリーだなと思いながらも、学生にとっては残念な記事でした。

イギリスへ学生として渡航するにあたり、大きく分類して3種類のビザの中から
適切なものを選択し、申請しなければなりません。

1. 6ヶ月未満の滞在は、Student Visitor Visa
2. 6ヶ月以上11ヶ月以内の滞在はExtended Student Visitor Visa
3. それ以上の長期はTire 4

もっと細かいことを言えば、さらに細分化されると思いますが、
今日はこの3つに基づいて紹介したいと思います。

1のStudent Visitorは、日本で申請せず、入国時に空港で滞在許可を貰います。
2と3は出発前に日本で予め申請し、許可を得てから渡航します。

1と2については、初級レベルの英語力でも渡航が可能ですが、
3に関しては、英語力を証明するものを申請時に提出しなければなりません。
この英語力を証明するものが今回の記事に掲載された「問題点」でした。

これまで、正式に英語力を証明するものとして認められていたのは、
TOEIC、TOEFL、そしてIELTSでしたが、
TOEICとTOEFLの試験に関して、不正があったとの事で、
不正発覚後はIELTSのスコアのみが正式な証明となるようです。

実際には英語力が無いのに、なぜかTOEICまたはTOEFLで高得点を取っているという
怪しい滞在者の存在が明らかになった様子。

BBCのウェブサイトでは、不正なテストを行っている試験会場を撮影した動画も
掲載されていました。

不正な事をする人がいるから、これから留学しようとする人に迷惑を掛けている・・・。
こんな事はあってはならないと思います!

ちなみに、学生としてイギリスへ渡航する皆さん、
入国時に管理官から渡航の目的などを質問されると思いますが、
キチンと答えられるように準備しておきましょうね。
英語力に著しく問題があると判断された場合は、別室に案内されたり、
酷い場合はそのまま帰国させられる・・・なんて事もありえます。

更に、学生ビザを所持して2回目のイギリス留学をされる方については、
1回目に留学した時と英語力が変わっていない場合、これも入国を止められるかも知れません。
つまり、1回目に語学学校の初級クラスで勉強して、2回目も初級クラスで勉強予定
という場合は怪しまれます。(なぜ英語力が上がっていないのですか?という事。)

いずれにせよ、ちゃんと条件を守って合法的に入国すれば問題ありません。
皆さんのイギリス留学が実りあるものになるよう、応援しています。

※ビザの情報は大使館側の発表により変更しますので、
最新情報はビザセンターのホームページまたはUK Border Agencyのサイトでご確認下さい。

by Miss Challenger
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